この記事にたどり着いたあなたは、大切な人の誕生日プレゼントに花を贈りたいけど、どんな花を選べばいいのか、どんな花を避けるべきなのか悩んでいませんか?
プレゼントとして花を選ぶとき、その花の花言葉や、色や本数があらわす意味を知らずに贈ってしまうと、相手を不快な気持ちにさせたり、思わぬメッセージを伝えてしまう可能性があります。
つまり、誕生日プレゼントに花を贈る場合は、最低限の知識が必要です。
今回の記事では、誕生日プレゼントにふさわしくない花について、詳しく解説します。
- 花選びに失敗したくない
- 花をプレゼントするときの注意点が知りたい
- 素敵なフラワーギフトを贈りたい
花は、花だけでなく色や本数にもそれぞれの意味があり、その意味を理解して選ぶことで、あなたが伝えたいメッセージをより効果的に伝えることができます。
誕生日という特別な日だからこそ、気持ちを込めた花を贈り、大切な人をお祝いしてあげてください。
誕生日にプレゼントしてはいけない花
誕生日に贈る花は、相手を喜ばせるための大切なプレゼントです。
そのため、花言葉や贈る相手との関係性を考慮し、ポジティブな意味を持つ花を選ぶ必要があります。
単に「その花がかわいいから贈りたい」という気持ちもわかりますが、最低限のマナーは抑えたうえで検討するようにしましょう。
誕生花にプレゼントしてはいけない花の特徴は、以下のとおりです。
ネガティブな花言葉をもつ花
花をプレゼントすろときに、まず気にするべきなのが花言葉です。
花言葉は、花に込められた意味をあらわす言葉で、花や花の色、本数によって異なります。
ネガティブな花言葉を意味する花だと知らずに贈ってしまうと、相手に誤解を与えたり、不快な気分にさせてしまう可能性があります。
ネガティブな花言葉をもつ花として代表的な花は、以下のとおりです。
花の名前 | ネガティブな花言葉 |
---|---|
マリーゴールド | 嫉妬、絶望、悲しみ |
あじさい | 移り気、浮気、無情 |
スノードロップ | あなたの死を望む |
黄色いバラ | 嫉妬、愛情の薄らぎ |
黄色いカーネーション | 軽蔑 |
白いゼラニウム | 偽り、私はあなたの愛を信じない |
このように一見、ポジティブな意味が込められていそうな花でも、実はネガティブな花言葉を持っていたり、色によって悪い意味に変わってしまう花も存在します。
どうしてもその花を贈りたい場合は、花を手渡すときにあなたがその花に込めた想いも一緒に伝えてあげるようにしましょう。
とくにこだわりが無ければ、わざわざネガティブな花言葉を持つ花を選ばないのがオススメです。
縁起が悪い名前の花
花の名前には、その由来や歴史、文化的背景から「縁起が悪い」とされるものがあります。
縁起が悪い花は、名前自体が不吉な意味を持つため、誕生日などのお祝いごとで贈るのは避けるべきだと言えるでしょう。
縁起が悪い名前の花として代表的な花は、以下のとおりです。
花の名前 | 縁起が悪い理由 |
---|---|
百日紅(サルスベリ) | 運気が落ちる |
藤(フジ) | 不治を連想させる |
椿、チューリップ | 花が首から丸ごと落ちる |
このように名前の響きが悪い花や、花の枯れ方が良くない花は縁起が悪いとされています。
縁起が悪い名前の花は、相手を不快にさせてしまう可能性が高いです。
花を贈る場合は、花の名前がもつ意味をしっかりと理解したうえで、相手に良い印象を与えるものを選ぶようにしましょう。
弔事をイメージさせる花
花によっては、葬儀などの弔事に用いられることが多いものも存在します。
贈り物として花を選ぶときは、その花が「弔事をイメージさせる」ものでないかを確認するようにしましょう。
たとえば、白い菊は日本では葬儀やお供えの花として広く用いられており、誕生日などお祝いごとの贈りものとしては適していません。
また、彼岸花はその名のとおり「彼岸」を連想させるため、死や別れを意味し、お祝いごとには不向きとされています。
誕生日プレゼントに花を渡すときの注意点
誕生日にプレゼントしてはいけない花については、前述したとおりです。
しかし、あなたがプレゼントしたいと思う花を贈ることも大切ですが、それよりも大切なのは、プレゼントを受け取った相手の気持ちを尊重すること。
相手を想うことで、相手により喜ばれる素敵なプレゼントとなるでしょう。
ここでは、あなたの誕生日プレゼントが自己満足にならないために気をつけることを解説します。
相手の手間を考える
誕生日プレゼントに花を贈る場合は、「相手の負担にならないか」を考慮することが大切です。
あなたは相手にプレゼントして終わりかもしれませんが、花を受け取った側は、花の世話をしなければいけません。
花はキレイでかわいいし、特別な日を彩る素敵な贈りものですが、花瓶の用意や水替え、手入れなどが必要になります。
忙しい日常を過ごす相手や、花の手入れに慣れていない方にとっては、花の世話をするという手間が負担になるかもしれません。
そのため、相手のライフスタイルや環境に合わせて花を選んであげることも大切だと言えるでしょう。
だからと言って「世話をしやすい花」を探すのではなく、手入れがしやすいスタイルでプレゼントするのがオススメです。
- 花瓶が不要なものを選ぶ
アレンジメントやブーケとしてプレゼントすることで、すぐに飾ることができ、相手が花瓶などを用意する手間を省くことができます。
- プリザーブドフラワーを選ぶ
水やりなどの手入れが不要なのに、長いあいだキレイな状態を楽しむことができ、相手が花を世話をする負担がありません。
- 小さいサイズのものを選ぶ
小さいサイズなので、場所を取ることなく好きなところに飾ることができるため、相手が花の置き場に困ることがありません。
以上のような配慮ができれば、相手にとって負担の少ないプレゼントを贈ることができます。
相手の好みに合わせる
誕生日プレゼントに花を贈る場合は、相手の好みに合わせて花を選ぶことが大切です。
花は、色や形、香りなどさまざまな種類が存在します。
もし相手の好みがわかるのであれば、特定の花や好きな色の花をプレゼントに選ぶようにしましょう。
また、花粉症などのアレルギーがある場合は、さらに注意が必要です。
相手の誕生月に合わせた誕生花を選ぶのもオススメだよ!
花の色や本数に気をつける
誕生日プレゼントに花を贈る場合は、花の色や本数に気をつけることが大切です。
花は種類や色だけでなく、本数によっても花の持つ意味やメッセージが変わります。
今回は、フラワーギフトの定番であるバラを例として挙げてみましょう。
バラの色 | 花言葉 |
---|---|
赤色 | 愛情、情熱 |
ピンク色 | 感謝 |
白色 | 尊敬 |
黄色 | 嫉妬 |
青色 | 奇跡 |
オレンジ色 | 絆 |
紫色 | 誇り |
黒色 | 恨み |
緑色 | 穏やか |
虹色 | 無限の可能性 |
バラの本数 | 花言葉 |
---|---|
1本 | 一目惚れ |
2本 | この世界は二人だけ |
3本 | 愛しています |
4本 | 死ぬまで愛します |
5本 | あなたに出会えて心から嬉しい |
6本 | お互いに愛し、尊敬し合っています |
7本 | 密かな愛 |
8本 | 励まし、慰め |
9本 | いつも一緒にいよう |
10本 | あなたは完璧 |
11本 | 最愛 |
12本 | あなたのすべてを受け入れます |
13本 | 永遠の友情 |
15本 | ごめんなさい |
20本 | 真実の愛 |
21本 | あなたに尽くします |
24本 | 24時間思っています |
99本 | 永遠の愛 |
108本 | 結婚してください |
365本 | 毎日あなたを思っています |
999本 | 何度生まれ変わっても愛します |
これらはまだ一部の例に過ぎませんが、同じバラでも色や本数によってたくさんの意味が存在します。
誕生日プレゼントとしてバラを贈る場合は、色や本数に注意して、相手に最適なメッセージを伝えるようにしてください。
プレゼントにメッセージ性を持たせることで、単なる贈り物ではなく、心に残る宝物になると言えるでしょう。
誕生日プレゼントにオススメのフラワーギフト
誕生日プレゼントには、相手の個性や好みに合わせたフラワーギフトがオススメです。
花選びに迷った場合は、定番の花や季節の花、誕生花から選ぶようにしましょう。
- プレゼントする側もされる側も心が温まる
- 花言葉でメッセージが伝えられる
- 気軽にサプライズができる
花の選び方や贈り方によっては、相手に負担をかけたり、意図しないメッセージを伝えてしまうこともあります。
フラワーギフトを選ぶときは、相手の好みや関係性を考慮して選ぶようにしましょう。
誕生日プレゼントにオススメのフラワーギフトは、以下のとおりです。
フラワーアレンジメント
誕生日プレゼントとして、最もオススメなのがフラワーアレンジメントです。
フラワーアレンジメントは、器に吸水性のスポンジを入れて花を生けたもので、花瓶に入れたり水替えをする必要がなく、受け取った相手が気軽に楽しめるのが大きな魅力と言えるでしょう。
水をあげるときは、隙間からスポンジに水を含ませるだけでいいので手間もかかりません。
フラワーアレンジメントにはさまざまな種類があり、相手の好みやシチュエーションに合わせて選ぶことができます。
プリザーブドフラワー
プリザーブドフラワーは、生花を特殊加工して長期間保存できるようにした花のことで、誕生日プレゼントにもオススメです。
プリザーブドフラワーの特徴として、水やりが不要で、数年にわたって鮮やかな色と美しさを保つことができます。
また、プリザーブドフラワーはアレルギーが出にくいので、花粉が気になる人にも安心して贈ることができるでしょう。
さらに、花の色やデザインのバリエーションが豊富で、相手の好みやインテリアに合わせた選択が可能です。
花束
花束は、花の美しさや香りをダイレクトに伝えることができるので、誕生日プレゼントとしてもオススメです。
フラワーアレンジメントやプリザーブドフラワーと比べて、花束には特別感があることは言うまでもありません。
両手で抱えきれないほどの大きな花束は、女性の憧れでもあると思います。
ただし、水替えなどの手間がかかるので、相手のことを考えてプレゼントするようにしましょう。
まとめ:1番大切なのは「あなたの気持ち」
大切な人の誕生日は、あなたにとっても特別な日であり、花はその日の贈りものとして多くの人に選ばれる傾向にあります。
しかし、花の種類や色にはさまざまな意味が込められており、選び方を間違えると、贈る相手に誤解や不快な印象を与える可能性があるのも事実です。
誕生日にプレゼントしてはいけない花をもう一度おさらいしておきましょう。
また、花は色や本数によっても花言葉の意味が変わることもお伝えしました。
誕生日に花をプレゼントする場合は、その花が持つ意味を理解し、相手に合ったものを選ぶことが大切です。
今回の記事で紹介したことを実践すれば、大切な人と素敵な誕生日を過ごせるでしょう。
とはいえ、なによりも大切なのは、あなたがどんな気持ちでプレゼントを渡すのかということです。
大切な人にありのままの気持ちを、想いを伝えてあげてください。
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